mintのていねいな暮らしに憧れている

アクリル絵画、水彩画、日記、映画の感想

選択一人っ子

4月に幼稚園に入園する息子と一緒に早く起きる練習をしてます。といっても元から専業主婦で未就園児という甘えもあり起きるのが9時前だったりした時もありました。早起きすればする程に息子と一対一で過ごす時間が長くなると思うと憂鬱になってしまい 遅く起きていた期間もあります。

10代から精神的な病は続いていて通院と服薬をしながら現在は育児ノイローゼと付き合っています。結婚前から子供を持つ持たないについて夫とは沢山話しました。同棲期間も入れたら1年半は話した内容です。それを経て今に至る訳ですが、妊娠も出産も育児も他のSNSで情報を得ていた以上に大変で体力も精神的にも根性論で切り抜けられない事ばかりだったので更に話し合いをした結果、"選択一人っ子"というスタイルに落ち着きました。私の親は多様性について理解がある為に自分の生き方のスタイルについて話す事はなくても理解があり、

義理の両親への対応は少しずつ相互理解が出来るように子供についての話が出た時にだけ切り返しをしてきた甲斐があり今では理解してもらってます。

反対に子供を育てながら得るものに関して自分の予想を超えていた事。お腹に宿った時から今までの成長を間近で見て、共に泣き喜ぶことで膨らむ感情について子供を産むか悩んでいた生活からは得られないであろう幸せな気持ちを知ったのも事実でした。

過去から今だけをキリトリ線で切り取り 過去を思えば" 今は "しあわせかもしれない...と今までの人生の多幸感というものをグラフにして見たらそうかもしれません。ただ状況というのは変動していくもので人も環境も変わります。それに対して帳尻を合わせていくとしたら、私という人間は現状でいっぱいいっぱいだという事を同時に知ります。

移り変わる景色のなかをくぐり抜けて生きていくには3人家族でいることが安全だと思ったので息子に兄弟は作る事はないと思います。それは金銭的には余裕にはなる筈で進学も好きに選ばせてあげられたりするけれども兄弟という他人と影響し合い協力したりする人生とは違ったものとなるでしょう。ある意味では無駄な争いをしなくていいから楽だとみる人もいると思うし、過干渉をひとりで請け負う事を重荷だと捉える人もいる。親の愛情を割り算しなくていいと羨む人もいる。

どう人生に変化をさせるかは息子自身かな. . と考えるのが私なりの今の答えです。性格というものは兄弟の数に限らず血液型で決まるものでもなく刻まれたDNAによるものだから二次的な影響で本人に与える変化は僅かな事かなと思います。私見ではありますが。

家族の形態や人数の事を意見や文句を言う他人の考えは一旦は受け止めて流してしまうか、折衷案をとり1人産んでみる事が幸せとも限らない事だと考えると現実的で個人差と相性かもしれません。流れに乗る事がプラスになる事とならない事があります。人生は駒を進ませてみないと分かりませんし、選択的に一人っ子という型がどうなのか先の事は神のみぞ知る事になります。

今の選択を間違いにしないように帳尻を合わせて息子の幸せを考えながら生き抜く事が暫くの目標です。同時に自分も幸せにならないと優しさは他人に与える事は出来ないものなので上手に機嫌を取りつつ甘やかして飼い慣らし母親という形態を維持できたらいいなと思います。